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奇効

きこう
名詞
1
標準
remarkable effect
文例 · 用例
けれども、その強い注射が奇効を奏したのか、その日のお昼すぎに、お母さまのお顔が真赤になって、そうしてお汗がひどく出て、お寝巻を着かえる時、お母さまは笑って、「名医かも知れないわ」 とおっしゃった。
太宰治 斜陽 青空文庫
こんな奇効ある故か、道家に尹喜穀を避けて三日一たび米粥を食い白馬血を啜り(『弁正論』二)、黄神甘露を飲みの脯を食うという。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
四、偶然に支配せらるる事多く奇効を奏するに便なり。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
第一線決戦式に比し第二線決戦式は奇効を奏する事が比較的困難であり、ナポレオンの有名な会戦中マレンゴはあやしい勝利であり、特に代表的であるアウステルリッツ(第一線決戦)、イエナでも技術的に見てフリードリヒ大王のロイテン、ロスバハには及ばない。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
お袖がまだ五ツの年、大病して、医者にも見離された折、その病の薬には、燕がよく奇効を奏すと人から教えられ、吹矢で燕を射たことが発覚し、あいにくその日が、将軍家の忌辰にもあたっていたので、夫婦ともに、斬罪という憂き目にあった人だった。
吉川英治 大岡越前 青空文庫
むしろ、七名の小人数ではあったが、この途端に、山上から数百歩駈け下りて来て、明智兵の影を認めるや否、銃先下がりに撃って来たわずかな弾丸のほうが、はるかに奇効を奏した。
第八分冊 新書太閤記 青空文庫
人胆がある種の病に奇効があるということは、漢書でも見たことがあるが、現在の自分が生き胆を抜かれるために飼われているのだと聞かされて、馬春堂は、あっと色を失いました。
吉川英治 江戸三国志 青空文庫
偶然だが、玄徳の一文がよくこの奇効を奏したので、城兵の随喜はいうまでもなく、老太守の陶謙はふたたび、「ぜひ自分に代って、徐州侯の封を受けてもらいたい、自分には子もあるが、柔弱者で、国家の重任にたえないから――」と、玄徳へ、国譲りを迫った。
群星の巻 三国志 青空文庫
作例 · 標準
どんな薬も効かなかった頑固な頭痛が、この古い民間療法を試した途端に奇効を奏した。
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ダメ元で打ち出した斬新な広告戦略が、若年層に奇効をもたらし、売上が前月の倍に跳ね上がった。
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「まさか、こんな単純な仕掛けがこれほどの奇効を現すなんてね!」
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