手を合わせる
てをあわせる
表現動詞-一段
標準
to put one's palms together (e.g. when praying or asking for something)
文例 · 用例
黄色く暮れ残った空に蚊柱の廻る音を聞きながら、三造はその前にしゃがんで手を合わせる。
— 中島敦 『斗南先生』 青空文庫
そのくせ、私は見えない貴方に手を合わせる。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
お慈悲深いほとけ様、(手を合わせる)どうぞ私をゆるしてくださいませ。
— 倉田百三 『出家とその弟子』 青空文庫
わたし自らを乱しませんように――唯円 (手を合わせる)縁あらば二人を結びたまえ。
— 倉田百三 『出家とその弟子』 青空文庫
いいながらもまだ涙をいっぱい溜めた目で、力なく手の中の狐の耳を抱きしめていたが、「堪忍しとくんなさい親方、お神さん……」 誰もいない奥のほうヘシッカリ両手を合わせると、「ねえ、ねえ、ごめんなさいほんとに」 心からまたもういっぺんこういって、そのまんまプーイと表へ。
— 正岡容 『小説 圓朝』 青空文庫
多少立場を異にした、部落の青年の言葉をかりると、「信仰みたいなものだ、高橋さんじゃなければなおらないと、信じこんでいるんだよ」であり、同じ町に住む商店の主人の、「高橋さん熱はすごいですよ、あの人が通りすぎて行くと、手を合わせる老婆がいるんですからね。
— ――アイヌの慈父・高橋房次―― 『生きているコタンの銅像』 青空文庫
(手を合わせる)おい速不台、貴公行け。
— ――市川猿之助氏のために―― 『若き日の成吉思汗』 青空文庫
「そのお坊様が、北条殿から貰い受けて下されたら、もう一度逢うこともできるのですね」 奥方は、見知らぬ僧の姿を頭に描きながら、そっと手を合わせるのであった。
— 第十二巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
作例 · 標準
初詣で神社を訪れ、家族の健康と幸せを願って静かに手を合わせた。
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美味しそうな料理を前にして、子供たちは元気よく「いただきます」と言って手を合わせた。
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仏壇の前で祖父の遺影に語りかけるようにして、彼女はそっと手を合わせた。
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標準
to compete against someone
作例 · 標準
次の大会で憧れの選手と手を合わせることができるなんて、今からワクワクする。
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剣道の試合で宿命のライバルと手を合わせ、お互いの実力を認め合う良い機会となった。
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「一度お手合わせ願いたい」と、若武者は道場の門を叩いて申し出た。
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