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ばっくれ

ばっくれ
名詞
1
標準
feigning ignorance
文例 · 用例
鉄五郎せせら笑って、T「さんざ白ばっくれとくさ」 と三次の傍に寄って、T「そのうち手前を……」 三次が「おっと旦那」と止めた。
山中貞雄 恋と十手と巾着切 青空文庫
「そんな音がきこえましたか」と、お徳は白らばっくれてこたえた。
むらさき鯉 半七捕物帳 青空文庫
三吉がまた好い加減なことを云って白らばっくれて七之助を引っ張って来た。
猫騒動 半七捕物帳 青空文庫
おれが何を盗んだ」「しらばっくれるな。
お化け師匠 半七捕物帳 青空文庫
皆は空々しく白ばっくれて、故意に自分を無視している。
萩原朔太郎 ウォーソン夫人の黒猫 青空文庫
「この白ばっくれた人々の眼を、床の動物の方に引きつけ、そこから他所見が出来ないように、否応なく釘付けにしてやらねばならない。
萩原朔太郎 ウォーソン夫人の黒猫 青空文庫
それを知らん顔で、しらばっくれて、唯今一見という顔をなさるから、はぐらかして上げましたんでさ。
泉鏡花 南地心中 青空文庫
好くそんなにしらばっくれていられる事ね」夫の落ち着いているのが、却って強い刺戟のように利くので、上さんは声が切れ切れになって、湧いて来る涙を襦袢の袖でふいている。
森鴎外 青空文庫
作例 · 標準
彼女は上司の質問を巧みにばっくれ、自分の非を認めなかった。
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責任をばっくれるなんて、社会人としてあるまじき行為だ。
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「え? そんなこと聞いてないけど?」と彼はとぼけてばっくれを決め込んだ。
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2
標準
evading one's responsibilities
作例 · 標準
彼は重要な会議をばっくれ、行方をくらました。
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自分の役割をばっくれることは、周囲に大きな迷惑をかける。
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納期が迫っているのに仕事をばっくれるなんて、無責任にもほどがある。
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