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名詞
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標準
文例 · 用例
板も手しらえであろう、字ももちろん自分で書いたものらしい、しろうとくさい幼稚な字だ。
伊藤左千夫 老獣医 青空文庫
それでもさすがに、ここへ移ってきた夜は、だれにいうとはなく、「引っ越すたびに家が小さくなる」とひとりとをくりかえしておった。
伊藤左千夫 老獣医 青空文庫
糟谷が上京以来たえず同情を寄せて、ねんろまじわってきた、当区の畜産家西田という人が、糟谷の現状を見るにしのびないで、ついに自分の手近に越さしたのであるが、糟谷が十年|住んでおった、新小川町のとにかく中流の住宅をいでて、家賃十円といういまの家へ移ってきたについては、一|場の悲劇があった結果である。
伊藤左千夫 老獣医 青空文庫
二 糟谷は明治十五年ろから、足|掛け十二年のあいだ、下総種畜場の技師であった。
伊藤左千夫 老獣医 青空文庫
勝島獣医学博士が駒場農学校のまさに卒業せんとする数十名の生徒をひきいて種畜場参観にこられたときは、教師はもちろん生徒にいたるまで糟谷のときほとんど眼中になかった。
伊藤左千夫 老獣医 青空文庫
糟谷はある夜また例のとく、心細い思案にせめられて寝られない。
伊藤左千夫 老獣医 青空文庫
糟谷はまた自分の結婚するについてもその当時あまりに思慮のなかったことをいまさらのとく悔いた。
伊藤左千夫 老獣医 青空文庫
「おとうさん、おとうさん」「とんちゃん、とんちゃん」 糟谷はきょうにかぎって、それがうるさくてたまらないけれど、子煩悩な自分が、毎朝かならず出勤のまえに、こうして子どもを寵愛してきたのであるから、無心な子どもは例のとく父にかわいがられようとするのを、どうもしかりとばすこともできない。
伊藤左千夫 老獣医 青空文庫
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ご、ゴは、仮名のひとつであり、こ、コに濁点をつけた文字である。日本語の音節のひとつとして用いられ、1モーラを形成する。

出典: — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0