主とする
しゅとする
表現
標準
mostly involve
文例 · 用例
しかし元来、御中道めぐりは、信神の道者を主とするので、近来盛んになった女人の登山も、ここへはほとんど影を見せず、森林と絶壁と深谷とで、四周を切り離されているから、山中の室としてのさびが、心ゆくばかり味わわれる。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
シャスタへの登路は、氷河踏査を主とするならば、私たちの路を取らずに、南のマック・クラウド村から登るか、またはやや北行して、シャスタとシャスチナ間の、窪地を目指して登る方が、よかったということを、後から聞かされた。
— 小島烏水 『火と氷のシャスタ山』 青空文庫
即ち之を分類すれば、徳川初期のは強い圧迫に対する強い反抗の体現であつて、其の物の本当の意味からすれば、強い者に当る必要上真実に強きものたるを主とするは勿論であるが、真実に於ては寧ろ啻に強いことを見得として居る様な傾きのあつた、やゝ虚栄的衒耀的のものであつたらしい。
— 幸田露伴 『侠客の種類』 青空文庫
もちろん営利を主とする会社の営業方針に縛られた映画人に前衛映画のような高踏的な製作をしいるのは無理であろうが、その縛繩の許す自由の範囲内でせめてスターンバーグや、ルービッチや、ルネ・クレールの程度においてオリジナルな日本映画を作ることができないはずはない。
— 寺田寅彦 『映画芸術』 青空文庫
松山中学時代には非常に綿密な教え方で逐字的解釈をされたそうであるが、自分らの場合には、それとは反対にむしろ達意を主とするやり方であった。
— 寺田寅彦 『夏目漱石先生の追憶』 青空文庫
近代の恋愛を主とする抒情詩的な小説が、一時に新しい文学的勢力を得て、古典の形式韻文を駆逐したのもこの時だった。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
と冷笑し、又|公暇に王維、孟浩然、韋応物、柳子厚の詩を読みて、四|子を賛する詩を為せる如き、其の好む所の主とするところありて泛濫ならざるを示せり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
其の行ふところは蓋し王政なり、覇道の騙詐暴力を主とするにあらずの意。
— 幸田露伴 『囲碁雑考』 青空文庫
作例 · 標準
当社の業務はソフトウェア開発を主とするが、最近ではハードウェアの販売も手がけ始めた。
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「健康的な体作りのためには、野菜を主とするバランスの良い食事を心がけることが大切です」
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この研究会は若手研究者の交流を主とする目的で設立され、和気あいあいとした雰囲気で進められている。
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