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長虫

ながむし
名詞
1
標準
snake
文例 · 用例
難儀さも、蛇も、毛虫も、鳥の卵も、草いきれも、記してあるはずはないのじゃから、さっぱりと畳んで懐に入れて、うむとこの乳の下へ念仏を唱え込んで立直ったはよいが、息も引かぬ内に情無い長虫が路を切った。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
殊に崖を、上の方へ、いい塩梅に蜿った様子が、とんだものに持って来いなり、およそこのくらいな胴中の長虫がと思うと、頭と尾を草に隠して、月あかりに歴然とそれ。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
そのくらい念の入った長虫ですから、買手が来て、蛇屋が貯えたその大瓶の圧蓋を外すと、何ですとさ。
泉鏡花 南地心中 青空文庫
三|度目に出会つたのが、いや急には動かず、然も胴体の太さ、譬ひ這出した処でぬら/\と遣られては凡そ五|分間位は尾を出すまでに間があらうと思ふ長虫と見えたので已むことを得ず私は跨ぎ越した、途端に下腹が突張つてぞツと身の毛、毛穴が不残鱗に変つて、顔の色も其の蛇のやうになつたらうと目を塞いだ位。
泉鏡太郎 高野聖 青空文庫
難儀さも、蛇も、毛虫も、鳥の卵も、草いきれも、記してある筈はないのぢやから、薩張と畳んで懐に入れて、うむと此の乳の下へ念仏を唱へ込んで立直つたは可いが、息も引かぬ内に情無い長虫が路を切つた。
泉鏡太郎 高野聖 青空文庫
殊に崖を、上の方へ、可塩梅に畝つた様子が、飛だものに持つて来いなり、凡そ此の位な胴中の長虫がと思ふと、頭と尾を草に隠して月あかりに歴然とそれ。
泉鏡太郎 高野聖 青空文庫
それは三尺近くもある青黒い中に粉のような丹い斑点のある尻尾の切れた長虫であった。
田中貢太郎 春心 青空文庫
足の裏がぬるっとして滑りそうだったから、てっきり長虫だろうと思ったが……。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
作例 · 標準
草むらから突然、長虫が現れて肝を冷やした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
昔の物語には、しばしば恐ろしい長虫が登場する。
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長虫が苦手な彼は、山道でそれを見つけて大声を出した。
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