幻辞.com

爪櫛

つまくし
名詞
1
標準
文例 · 用例
(五)風習の起原に関する説明神話伊弉諾神、逝去せしその妻神を見んとて、黄泉国に行きし時、暗かりしかば、其|湯津爪櫛の雄柱一箇をかぎて、一箇火を挙げて殿内を見る。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫
かれ左の御髻に刺させる湯津爪櫛一二の男柱|一箇取り闕きて、一つ火燭して入り見たまふ時に、蛆たかれころろぎて一三、頭には大雷居り、胸には火の雷居り、腹には黒雷居り、陰には拆雷居り、左の手には若雷居り、右の手には土雷居り、左の足には鳴雷居り、右の足には伏雷居り、并はせて八くさの雷神成り居りき。
校註 古事記 古事記 青空文庫
こを※ひ食む間に逃げ行でますを、なほ追ひしかば、またその右の御髻に刺させる湯津爪櫛を引き闕きて投げ棄てたまへば、すなはち笋一七生りき。
校註 古事記 古事記 青空文庫
ここに速須佐の男の命、その童女を湯津爪櫛に取らして、御髻に刺さして七、その足名椎、手名椎の神に告りたまはく、「汝等、八鹽折の酒を釀み八、また垣を作りを結ひ九、その假※ごとに酒船一〇を置きて、船ごとにその八鹽折の酒を盛りて待たさね」とのりたまひき。
校註 古事記 古事記 青空文庫