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廃嫡

はいちゃく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
disinheritance
文例 · 用例
然るに子之助の継母三村氏すみは、義理ある子之助を廃嫡の否運に逢わせては、自分の庇護が至らぬように世間の目から見られようと云って、手代等の議を拒んだ。
森鴎外 細木香以 青空文庫
妹が聟養子をとるとあれば、こちらは廃嫡と相場は決っているが、それで泣寝入りしろとは余りの仕打やと、梅田の家へ駆け込むなり、毎日膝詰の談判をやったところ、一向に効目がない。
織田作之助 夫婦善哉 青空文庫
妻を捨て、子も捨てて好きな女と一緒に暮している身に勝目はないが、廃嫡廃嫡でも貰うだけのものは貰わぬと、後へは行けぬ思て梃子でも動かへんなんだが、親父の言分はどうや。
織田作之助 夫婦善哉 青空文庫
別れた、女も別れる言うてますと巧く親父を欺して貰うだけのものは貰たら、あとは廃嫡でも灰神楽でも、その金で気楽な商売でもやって二人|末永う共白髪まで暮そうやないか。
織田作之助 夫婦善哉 青空文庫
廃嫡された鳥小屋があり、その前に遊園地の番人の家が、切張だらけの時代食んだ障子を、新時代の光に――初夏の日に――骨を曝らして立っていた。
国枝史郎 奥さんの家出 青空文庫
その一は私の廃嫡のことです。
大杉栄 獄中消息 青空文庫
されば家を出てからは、ほとんどまったく弟妹をも顧みず、また父にも僕の廃嫡を願って置いた。
大杉栄 獄中消息 青空文庫
二人とも廃嫡して結婚させた。
宮本百合子 今日の耳目 青空文庫
作例 · 標準
彼の放蕩な生活が原因で、父親は廃嫡を決意した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
兄は家督を継ぐはずだったが、ある事件をきっかけに廃嫡された。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
遺言書には、特定の相続人を廃嫡する旨が明記されていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア

廃嫡(はいちゃく)は、嫡流を継ぐ相続権を廃する、または廃されること。

出典: 廃嫡 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0