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姉婿

あねむこ
名詞
1
標準
the husband of one's elder sister
文例 · 用例
義兄(医学士――姉婿を云う)は忙しいし、またちっとでも姉さんを出さないのよ。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
手代等は若檀那子之助の前途を気遣って、大坂町に書肆を開いている子之助の姉婿摂津国屋伊三郎を迎えて、家督相続をさせようとした。
森鴎外 細木香以 青空文庫
その頃から、父子の間不和で、後天文十年父信虎を、姉婿なる今川義元の駿河に退隠せしめて、甲斐一国の領主となる。
菊池寛 川中島合戦 青空文庫
二年越の関東滞陣で兵馬が疲れているにも拘らず、直ちに陣触に及び、姉婿長尾|政景に一万の兵を托して、春日山城を守らしめ、自分は一万三千の兵を率いて、一は北国街道から大田切、小田切の嶮を越えて善光寺に出で、一は間道倉富峠から飯山に出た。
菊池寛 川中島合戦 青空文庫
詮議の次第とは何事ぞ、その筋に向かいて詰問する所ありしかど何故か答えなければ、妾の姉婿某が県会議員常置委員たりしに頼りてその故を尋ねしめけるに、理由は妾が自由党員と船遊びを共にしたりというにありて、姉婿さえ譴責を加えられ、暫く謹慎を表する身の上とはなりぬ。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
井上、小河の二人は次へ出て、利章方へ一人たりとも參つてはならぬと觸れ、利章の邸の前に往つてゐた者共を、利章の姉婿で、當時|睡鴎と名告つてゐた黒田|美作が邸と、其向側の評定所とへ引き上げさせた。
森鴎外 栗山大膳 青空文庫
不幸な畫工には、父も財産も無かつたが、郷里には素封家の一人に數へられる伯父と、小さいながら病院を開いてゐる姉婿とがあつた。
石川啄木 我等の一團と彼 青空文庫
一本は仏蘭西に居る姉婿宛で、タナグラの安いのを見付けて呉れといふ依頼である。
夏目漱石 それから 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日姉婿について考えている。
姉婿という言葉は日本語で重要だ。
彼は姉婿の意味を理解している。
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