本有
ほんぬ異読 ほんう
名詞
標準
state (or period) of life
文例 · 用例
日本有数という形容は、そのまま世界有数という実相なのだから、自重しなければならぬ。
— 太宰治 『世界的』 青空文庫
日本有數といふ形容は、そのまま世界有數といふ實相なのだから、自重しなければならぬ。
— 太宰治 『世界的』 青空文庫
チエホフの 「熊」 一幕シングの 「鑄掛屋の結婚」 一幕山本有三の 「海彦山彦」 一幕「熊」の老僕にはあとで「青空」の同人になつた小林馨がなつた。
— 梶井基次郎 『『青空』のことなど』 青空文庫
日本有數のフランス語學者であるその老教授は、三度目に、たまりかねたやうにして、大聲で言つた。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
理学士ではなかったがしかし非常に篤学な人で、その専門の方ではとにかく日本有数の権威者だという評判であった。
— 寺田寅彦 『埋もれた漱石伝記資料』 青空文庫
そしてこの直感的理性は、その概念性の有無を除いて、本質には科学や哲学の認識と同じことで、常に事物と現象の背後に於て、或る普遍的に実在するもの――即ち自然人生の本有相――を、観照の面に映し出そうと意図している。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
換言すれば問題は、山の景色が詩的であるか、海の景色が詩的であるかという、その対象の判別ではなく、こうした一般のものについて、吾人の心に感じられる「詩」の本質が、いかなる本有性のものであるかに存するのである。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
彼は物質の本有する形態感、重量感、触覚感等のものを、絵画によって三次元的の空間に描こうとした。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
作例 · 標準
仏教では、本有の生命は永続するものと説かれている。
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彼は本有の境地に至るため、日々修行を重ねている。
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本有の光という言葉は、生命が本来持っている輝きを指します。
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