わがまま者
わがままもの
名詞
標準
selfish person
文例 · 用例
それから、自分が生来のわがまま者でたとえば引っ越しの時などでもちっとも手伝わなかったりするので、この点でもすっかり罰点をつけられていた。
— 寺田寅彦 『夏目漱石先生の追憶』 青空文庫
もっとも、シズエ子ちゃんのお母さんみたいな、あんなわがまま者には、とても永く田舎で辛抱できねえだろうが。
— 太宰治 『メリイクリスマス』 青空文庫
なんという、わがまま者。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
登勢はえくぼを見せて、それはそれは、わがまま者の伊助がいつもご厄介どした、よその人とちごて世話の掛る病いのある人どすさかいに、あんたはんかてたいてやおへんどしたやろ。
— 織田作之助 『螢』 青空文庫
今子供達も参るでしょうが、どうもわがまま者ぞろいで、困っているのです。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
わたしみたいな気随なわがまま者はそんなふうにされたら窮屈で窮屈で死んでしまうでしょうよ。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
「いえ、あなた、どうもわがまま者の寄り合いだもんでござんすから、始終、小供のように喧嘩ばかり致しまして――こないだも兄の本を……」と御母さんは藤尾の方を見て、言おうか、言うまいかと云う態度を取る。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
世なれぬわがまま者の、学問の誇り、邪推、嫉妬さえ手伝いて、まだ八つ九つの可愛児を心ある大人なんどのように相手にするより、こなたは取りつく島もなく、寒ささびしさは心にしみぬ。
— 徳冨蘆花 『不如帰 小説』 青空文庫
作例 · 標準
彼は周りから「わがまま者」のレッテルを貼られているが、本当は寂しがり屋だ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
あのわがまま者には、一度痛い目に遭わせる必要があるかもしれない。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
「私はただのわがまま者なのでしょうか」と彼女は涙ながらに問いかけた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro