角柱
かくちゅう異読 かくばしら
名詞
標準
prism
文例 · 用例
水準点のすぐそばに木の角柱が一本立っている。
— 寺田寅彦 『小浅間』 青空文庫
馬の背のやうに乘上つた俥の上の目の前に、角柱の大門に、銅板の額を打つて、若葉町旭の廓と鑄てかゝげた、寂然とした、明るい場所を見たからである。
— 泉鏡太郎 『飯坂ゆき』 青空文庫
」 すぐにお京を招じ入れた、というよりも、お京はひとりでに、ものあって誘うように、いま居た四畳半の縁の障子と、格子戸見通しの四畳を隔てた破襖の角柱で相合うその片隅に身を置いたし、糸七は窓下の机の、此方へ、炉を前にすると同時に、いきなり頭を下げて、せき込んで言ったのである。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
ひとりは庭のかたすみに、印半纏着てかがみ、ひとりはほそき角柱、しんぞ寥しう手をあてて、朝のつかれの身をもたす古い宿場の青楼。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
と、それから、人造石の樺と白との迫持や角柱ばかし目だった、俗悪な無用の贅を凝らした大洋館があたりの均斉を突如と破って見えて来る。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
植原|館の大広間、信雄信孝等の正面近く、角柱にもたれて居るのは勝家である。
— 菊池寛 『賤ヶ岳合戦』 青空文庫
この道よりほかにはない、と額下の角柱に立って、銀杏の根をすかしても、矢大臣門を視めても、手水鉢の前を覗いても、もうその姿は見えません。
— 泉鏡花 『菊あわせ』 青空文庫
と、それから、人造石の樺と白との迫持や角柱ばかし目だつた、俗悪な無用の贅を凝らした大洋館があたりの均斉を突如として破つて見えて来る。
— 北原白秋 『日本ライン』 青空文庫
作例 · 標準
このガラスの塊、光にかざすと虹色になるんだ。角柱(プリズム)って言うんだって。
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標準
polygonal (esp. square) pillar
標準
bamboo
作例 · 標準
この辺り一面、角柱(竹)が茂っていて、風が吹くとサラサラ音がするんだ。
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ウィキペディア
角柱(かくちゅう、prism)とは、多角形を底面とする柱体。つまり、2枚の合同で平行な多角形の間に四角形を立たせた多面体、あるいは、多角形がそれに交わる方向に平行移動した軌跡である。このとき、2枚の底面の周上の対応する2点を結ぶ線分を、角柱の母線と呼ぶ。角柱は高さを持った多角形といえる。
出典: 角柱 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0