連れてくる
つれてくる
表現動詞-来る
標準
to bring someone along
文例 · 用例
いよいよその本人が見付かると、それをどうして連れてくるかということについて、屋敷内では議論が二つに分かれた。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
ひとの娘を無得心に連れて来るというのは拐引同様の仕方であるから、内密にその仔細を明かしておとなしく連れてくるがよかろうと云う温和な意見もあった。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
バードが極飛行から無事に屯営に帰って来たのを皆が狂喜して迎え、機上から人々の肩の上にかつぎ上げて連れてくる。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
山羊を連れてくるのは面白かった。
— 宮沢賢治 『ポラーノの広場』 青空文庫
そこで、僕はその人形をここへ持って来ているのかと女中にきくと、奥さんは生きているお嬢さんを一緒に連れてくるこころで、その人形を箱に入れて持って来て座敷の床の間にちゃんと飾ってあるという。
— 岡本綺堂 『河鹿』 青空文庫
たまたま誰か来てくれると、意識しないお土産として連れてくる。
— 種田山頭火 『草と虫とそして』 青空文庫
朝、樹明君が実習生四五人連れてくる、庵の周囲はあんまり草ぶかいので刈つてくれようといふのである、監督は神保さん、何しろ生徒さんたちだから、そこらをわがまゝに刈り取つて帰つていつた、下手な理髪のあとのいがぐりあたまのやうにして!
— 山口 『行乞記』 青空文庫
というのは、皇帝さまが、今夜ナイチンゲールを連れてくるようにと、おっしゃっておいでなのでな」 それから、みんなで、ナイチンゲールがいつも歌をうたっているという、森へでかけました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『ナイチンゲール』 青空文庫