角細工
つのざいく
名詞
標準
horn carving
文例 · 用例
村の町には名物の瑪瑙細工やら牛の角細工を並べた店ばかり連なって、こういう所にはおきまりのキネマが自働ピアノで客を呼んでいました。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
其の他角細工も種々ある。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
悠々と蒲団の上にすわって、角細工の骸骨を根付にした煙草入れを取り出した。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
悠々と蒲団の上に座って、角細工の骸骨を根付にした煙草入れを取出した。
— 岡本綺堂 『二階から』 青空文庫
鹿の角細工店でも出して看板娘にすると、よう儲かるで」 と、諸国遊覧客の懐を相手に暮している奈良町人碌な事を云わない。
— 直木三十五 『傾城買虎之巻』 青空文庫
誰か押し轉がして落したか、二階の手摺の上に乘せて置いて、紐でも引いたか――兎に角細工があつたことは確かで、丁度番頭は留守だし、私が頑張つて誰にも手を付けさせないだけの事は致しました」 勝造の言葉は毒を含んで、誰かに當て付けて居ることは疑ひもありません。
— 一枚の文錢 『錢形平次捕物控』 青空文庫
当地の水牛角細工なども本島独特の風で発展させていただきたい。
— 柳宗悦 『台湾の民藝について』 青空文庫
「切」と「磋」は骨角細工の工程、「琢」と「磨」は玉石細工の工程であるが、ここでは、そうした区別を立てて解する必要はない。
— 下村湖人 『現代訳論語』 青空文庫
作例 · 標準
「旅先で見つけた角細工の櫛は、手になじむ不思議な温もりがあった。」
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「父は趣味で、鹿の角を使った精巧な角細工を作っている。」
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「この展示室には、江戸時代に作られた見事な角細工の数々が並んでいる。」
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