打つ手
うつて
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標準
way to do (something)
文例 · 用例
座敷の父とむすこに対して台所の母と嫁を出した並行であり、碁石打つ手と柏の葉を並べる手がオーバーラップするのである。
— 寺田寅彦 『映画芸術』 青空文庫
奴は出る杭を打つ手つき、ポンポンと天窓をたたいて、「しまった!
— 泉鏡花 『海異記』 青空文庫
自分の脈打つ手首の動脈を切って、そっと死んでしまおうといよいよ政枝が決心したのは二三日前からである。
— 岡本かの子 『勝ずば』 青空文庫
一生涯、それに溺れてしまって、身にも魂にもしみ込んだ道楽を、封ぜられたためでしょうか、祖父は賭博を止めてからというものは、何となくほうけてしまって、物忘れが多く、畑を打ちながら、鍬を打つ手を休めて、ぼんやり考え込むことが多かったそうです。
— 菊池寛 『勝負事』 青空文庫
今夜は親爺自らが愈々出張つて、乗るか反るかの大勝負を打つ手筈になつてゐるんですが、親爺は何でも資手に詰つて八郎丸を苛めに行つたさうですが……」 その云ふところを聞いて見ると、吹雪男の亡霊に苛まされて音無は癲癇に罹つてしまつたさうだが、主ばかしでなく手下の者も悉く神経衰弱となつた。
— 牧野信一 『鬼の門』 青空文庫
」 一日に三度も五度もこの露路に交る交る現れる紙芝居師のひとりが、拍子木を打つ手を休めて三次郎に声援してゐた。
— 牧野信一 『真夏の朝のひとゝき』 青空文庫
質草一つ出したり入れたりして秋また質入する時計ちくたく蝿が打つ手のかげが秋風 九月十日晴れたり曇つたり、しかし身心清澄、やつと不眠も去つたやうだ、いはゞ狂風一過の境地、しかしいつまた再来するかも計り難い。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
おかみさんの東京下町人らしい不自然さ、父と娘との鍬打つ手つきの反力学性、幕合の比例を失して長すぎることなど、すでに指摘されていたと思う。
— 戸坂潤 『『唯研ニュース』』 青空文庫
作例 · 標準
例句