鶏合せ
とりあわせ
名詞
標準
文例 · 用例
『古今著聞集』承安二年五月二日東山仙洞で鶏合せされし記事に、無名丸、千与丸などいう鶏の名あり、その頃は美童や、牛、鷹同様、主として丸字を附けたらしい。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
一方に弥生の節供の鶏合せのかわりに、鸚鵡を出されたというような思い切った趣向ができると、是に立向うためにはどうしてもまた一段と頓狂な空想が、浮んで来ずにはおられなかったので、それを静かに観て引締める者がなかったのが、すなわち談林一流の花火のような結末であったろうと私は思う。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫