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扶育

ふいく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
bringing up (children)
文例 · 用例
此などは明らかに、神及び尊い御子を育てるのに、巫女が扶育して養ひ立て、成長後殆ど、神の妻のやうな交情を以て、神聖に接し、神の旨を伺ふことになつて居た。
折口信夫 日本文学の発生 青空文庫
此幾重扶育者があつて、主上を扶育申して来、権威具備せられて後までも尚此形は存続してゐた。
折口信夫 日本文学の発生 青空文庫
其々のみこの扶育・教養・保護|凡すべて其一代を守り申す壬生職なる家族――氏――の下にあつて、其みこの一代を通じて奉仕し、更に他界の後、其みこの、此世にあつたことの記念の団体として残つたのである。
折口信夫 日本文学の発生 青空文庫
さういふいくぶんの相違はあるやうでありますが、少くとも詩歌とか音樂とかの源泉についての考へ方が、おのづから東西軌を一つにしてゐるらしいことは、只今の僕には大へん有難い發見であるといはなければなりません。
堀辰雄 伊勢物語など 青空文庫
謂はゞ、作者の間では、お互に諒會してふいくしよんを用ゐてゐたが、讀者には知らしめないでゐた訣だ。
折口信夫 文學に於ける虚構 青空文庫
だから、作家が心構へとして、ふいくしよんを論ずるのは勿論さし支へのない事だが、必虚構あらざるべからず、といふ風に開き直つて言ふやうなことを言ふのは、意味がない。
折口信夫 文學に於ける虚構 青空文庫
英仏と独伊、自分を見限つた現政府と、まだ忠誠を誓ふいくらかの国民と軍隊、之らの間に立つて、失意と希望、汚辱と自負のヂレンマを切り抜けねばならぬ運命が彼を待つてゐるのである。
岸田國士 レオポール三世の悲劇 青空文庫
すぎつゝひゞく 自動車のおと若き人々若くして征かむ学徒の ひとり/\に、いたはれよ 身をと 言ひたかりけり学校をいでて たゞちにたちむかふいくさのにはを 思ふなるらしかへりみて 己がさびしさを言ふなかれ。
折口春洋 鵠が音 青空文庫
作例 · 標準
地域のコミュニティ全体で子供たちを扶育する、昔ながらの習慣が残っている。
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共働き世帯が増える中、行政による子どもの扶育支援がより重要視されている。
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親としての責任を果たし、子供を立派に扶育することこそが人生の目的だ。
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