やんす
やんす
補助動詞
標準
expresses reverence towards the listener
文例 · 用例
しかし、ものの二十間も行かぬうちに、案内すると見せかけた客引きは、押していた自転車に飛び乗って、「失礼しやして、お先にやらしていただきやんす。
— 織田作之助 『秋深き』 青空文庫
お部屋の用意をしてお待ち申しておりやんすによって、どうぞごゆるりお越し下されやんせッ」 あっという間に、闇の中へ走りだしてしまった。
— 織田作之助 『秋深き』 青空文庫
宿はすぐ分りますか」「へえ、へえ、すぐわかりますでやんす。
— 織田作之助 『秋深き』 青空文庫
真っ直ぐお出でになって、橋を渡って下されやんしたら、灯が見えますでござりやんす」 客引きは振り向いて言った。
— 織田作之助 『秋深き』 青空文庫
「へえ、へえ、もう、これぐらい滞在なすったら、ずっと効目はござりやんす」 駅のプラットホームで客引きが男に言っていた。
— 織田作之助 『秋深き』 青空文庫
「姉さんが、大事がらしやんす櫛じゃと云うに、こんなにして」 お袖は櫛を拾いあげたが、やっぱり米屋のことも気になるのであった。
— 田中貢太郎 『南北の東海道四谷怪談』 青空文庫
「お昼飯にしとおくれやんす」 奥座敷から妻君の声がしたので、豹一はほっとして表へ出た。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
「恁んな物でよけりや、夥多やつておくんなせえ、まあだ後にも有りやんすから」内の女房は鹽で煮たかと思ふ樣な白つぽい馬鈴薯の大きな皿を膳へ乘せて二處へ置いた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
作例 · 標準
「お殿様、こちらの準備は万端でやんす。」
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「へえ、旦那様。お噂はかねがね承っておりやんす。」
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「わしはただ、お役に立ちとうございやんす。」
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標準
expresses politeness towards the listener
作例 · 標準
「お嬢様、本日はどちらへお出かけでやんす?」
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「すみやせん、お代はここで払うておきやんす。」
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「またのお越しをお待ちしておりやんす。」
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