潮見
しおみ
名詞
標準
文例 · 用例
いづこぞ遠江灘、潮見坂ほどちかくて、薄ら曇る低き空を風も来ず。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
いづこぞ遠江灘、潮見坂ほどちかくて、薄ら曇る低き空を風も來ず。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
額髪の女童も交りて、ほつほつと、ひとりひとりに、軽き提げ重きはかつぎて、あなかなし五浦少女、草いきれ暑き小径を、潮しぶく東の磯の潮見堂、その母家まで、山越え野越え。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
白須賀公園、潮見坂の眺望、こゝで折君が自身をも入れて撮影する。
— 昭和十四年 『旅日記』 青空文庫
あれをくゞり抜けたところが、潮見崎?
— 牧野信一 『環魚洞風景』 青空文庫
トンネルを出ると同時に、潮見崎の――と云はうか、環魚洞の――と云はうか、吾々は切られた山の中腹に出て、右の欄干に支へられて、脚下の断崖に眼を落すべく余儀ない環魚洞の出口なのである。
— 牧野信一 『環魚洞風景』 青空文庫
私達は、山に迫られ、一歩ごとに海が奈落になつて行く崖、潮見崎へ行く細道をつどうてゐた。
— 牧野信一 『環魚洞風景』 青空文庫
十月のはじめには、新帝はすでに東海道の新井駅に御着、途中|潮見坂というところでしばらく鳳輦を駐めさせられ、初めて大洋を御覧になったという報告が来るようになった。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
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出典: 潮見 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0