文禄
ぶんろく
名詞
標準
Bunroku era (1592.12.8-1596.10.27)
文例 · 用例
太政大臣|公相は外法のために生首を取られたが、この人は天文から文禄へかけての恐ろしい世に何の不幸にも遭わないで、無事に九十歳の長寿を得て、めでたく終ったのである。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
天文から文禄の間の世に生きていて、しかも延喜の世に住んでいたところは、実に面白い。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
永禄あるいは文禄年間に琉球から伝わった蛇皮線を日本人の手で作りかえた、それがだんだんポピュラーになったものらしい。
— 寺田寅彦 『日本楽器の名称』 青空文庫
十九年の九戸乱にも兵を出し、文禄二年四月上洛して秀吉に謁し、又近衛家に謁え、牡丹花の徽章を用ふるを許さる。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
其の逸話は措いて、氏郷が天正二十年即ち文禄元年朝鮮陣の起った時、会津から京まで上って行った折の紀行をものしたものは今に遺っている。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
天正二十年即ち文禄元年、彼の朝鮮陣が起ったので、氏郷は会津に在城していたが上洛の途に上った。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
某は文禄四(三)年景一が二男に生れ、幼名才助と申候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
明けて文禄元年正月、太閤秀吉は海陸の諸隊に命じて出発の期日並びに順序を定めた。
— 菊池寛 『碧蹄館の戦』 青空文庫
作例 · 標準
豊臣秀吉が全国的な検地を命じた太閤検地は、文禄年間にその基礎が固められました。
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博物館の特別展で、文禄年間に作られたとされる豪華絢爛な蒔絵の調度品が展示されている。
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文禄の時代には、活版印刷技術が日本に伝わり、キリシタン版と呼ばれる書物が印刷された。
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