手継ぎ
てつぎ
名詞
標準
文例 · 用例
中世の各家に貴重せられておった系図に至っては、要するに、その家の領地が慣習法上、適当に相続せられておった事を証明する、一種いわゆる手継文書の附属書類に過ぎなかったので、家の領地がなくなれば、すなわち地租がただの農民より特に軽いという状態がなくなれば、もはや不用のものであった。
— 柳田国男 『家の話』 青空文庫
しかもこれらの数千万の小地名は、偶然に中古以来の検注や手継証文の中に保存せられてあるもののほか、かつて蒐集の企てられたものがなかった。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫