電閃
でんせん
名詞
標準
文例 · 用例
雨大いに至り、電閃き、雷鳴る。
— 大町桂月 『白河の七日』 青空文庫
誰か人を寄越して呉れませんか」 この、一九三一年十月十九日、午後四時半、加州羅府警察署、捜査課長ジョセフ・F・テイラア氏の机で、この時、私の受取った此の電話の伝言が、後から思えば、あの、電閃のように全米大陸を震撼せしめた事件の発端となったのである。
— 牧逸馬 『アリゾナの女虎』 青空文庫
これが私の組織を電閃し去った正直な第一印象だった。
— テムズに聴く 『踊る地平線』 青空文庫
光芒電閃春尚お寒く光っている。
— 佐々木邦 『いたずら小僧日記』 青空文庫
電閃の隙に、三太刀三人を斬って捨てた新九郎は、血脂をのせた四度目の太刀を振りかぶったが、途端に、何者とも知れぬ早技で、「若蔵ッ――」 鋭い一喝と共に、片足をパッとすくい上げられた。
— 吉川英治 『剣難女難』 青空文庫