金片
かねびら
名詞
標準
money
文例 · 用例
うらがなし、落日の黄金片岡の槐にあかり、鳴きしきる蜩、あはれ誰葬るゆふべなるらむ。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
平日は下等の賃金片路二十七錢なるが、梅の爲に、大割引となりて、往復の賃金三十錢也。
— 大町桂月 『越ヶ谷の半日』 青空文庫
ぴかぴか光る三日月形の黄金片と、焼けこげのある絹ハンカチの一部とは、共に無事であった。
— 海野十三 『少年探偵長』 青空文庫
彼は謝礼として400の金片を受け取り、この家族の主治医になった。
— 伝記による医学史 『偉大な医師たち』 青空文庫
――それにまた、そっちの首カセめ、なんだってこんな野郎に、かねびらを切りやがるんだ」「これは……」と宋江は苦笑した。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
作例 · 標準
「懐に金片(かねびら)が唸っているうちに、パーッと景気良く遊ぼうじゃねえか。」
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「おい、その金片をこっちへ渡しな。これが今日の分の手間賃だ。」
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「金片の切れ目が縁の切れ目ってな。金が無くなった途端、誰も寄り付かなくなったよ。」
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「へへっ、旦那。これっぽっちの金片じゃあ、あのお方は動かせやせんぜ。」
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