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硝子瓶

がらすびん
名詞
1
標準
文例 · 用例
その紫の硝子瓶を、出來るだけ亂暴にみよへ手渡したきりで、自分で塗つてやらうとはしなかつた。
太宰治 思ひ出 青空文庫
三 すると二階の障子がすうと開いて、青い色の硝子瓶を提げた須永の姿が不意に縁側へ現われたので敬太郎はちょっと吃驚した。
夏目漱石 彼岸過迄 青空文庫
それに硝子瓶を壊せば音がする。
森鴎外 金貨 青空文庫
ある日|其処を通りかゝると、頭を島田に結つた十七八の女が、壺から水を掬むで家から持つて来たらしい硝子瓶に入れてゐるのがある。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
それでも一生懸命女を捉へようと悶躁いて居たが、身體はブルブル顫へて居て、左の手をかけた卓子の上の、硝子瓶が二つ三つ、相觸れてカチカチと音を立てて居た。
石川啄木 病院の窓 青空文庫
それでも一生懸命女を捉へようと悶躁いて居たが、身体はブルブル顫へて居て、左の手をかけた卓子の上の、硝子瓶が二つ三つ、相触れてカチカチと音を立てて居た。
石川啄木 病院の窓 青空文庫
例によって例の配達手君が置いて行った一塊の小包を開いて見ると、厳重に包装した木箱の中から、鋸屑に埋めた小さな二つの硝子瓶が出て来た。
夢野久作 眼を開く 青空文庫
且、現場には硝子瓶ようのものの破片散乱せるも、同所が元来物置小舎なりしため、服毒用の瓶等とは速断し難い。
夢野久作 少女地獄 青空文庫