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措大

そだい
名詞
1
標準
文例 · 用例
彼等は汝が如き窮措大めきたる男にあらず。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
玄機が詩を学びたいと言い出した時、両親が快く諾して、隣街の窮措大を家に招いて、平仄や押韻の法を教えさせたのは、他日この子を揺金樹にしようと云う願があったからである。
森鴎外 魚玄機 青空文庫
妓等が魚家に帰って、頻に温の噂をするので、玄機がそれを聞いて師匠にしている措大に話すと、その男が驚いて云った。
森鴎外 魚玄機 青空文庫
今まではわからずやの窮措大の家に養なわれて実業家の御利益を知らなかったのは、我ながら不覚である。
夏目漱石 吾輩は猫である 青空文庫
ことに表の窮措大珍野苦沙弥氏のごときものは生きてござるのが大分苦痛のように見受けらるるから、一刻も早く殺して進ぜるのが諸君の義務である。
夏目漱石 吾輩は猫である 青空文庫
「君は依然として窮措大だね、まだ世に出ることができないね」 梁は言った。
田中貢太郎 西湖主 青空文庫
互いに死生を共にし合った往年の英傑児同志が、一方は天下の頭山翁となり、一方は名もなき草叢裡の窮措大翁となり果てたまま悠々|久濶を叙する。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
獨り梅花は舊に依りて東風に笑ひ、われ亦舊の如く江湖の窮措大なり。
大町桂月 杉田の一夜 青空文庫