三べん
さんべん
名詞
標準
three times
文例 · 用例
これを見たものみな身の毛もよだち大地も感じて三べんふるえたと云うのだ。
— 宮沢賢治 『学者アラムハラドの見た着物』 青空文庫
十一、ノルデは三べん胴上げのまま地べたにべちゃんと落とされた。
— 宮沢賢治 『ペンネンノルデはいまはいないよ 太陽にできた黒い棘をとりに行ったよ』 青空文庫
この木ペンにはゴムもついていたと思いながら尻の方のゴムで消そうとしましたらもう今度は鉛筆がまるで踊るように二、三べん動いて間もなく表紙はあとも残さずきれいになってしまいました。
— 宮沢賢治 『みじかい木ぺん』 青空文庫
別当がこんどは、革鞭を二三べん、ひゅうぱちっ、ひゅう、ぱちっと鳴らしました。
— 宮沢賢治 『どんぐりと山猫』 青空文庫
雁は二、三べん揺らぎました。
— 宮沢賢治 『雁の童子』 青空文庫
そこは林に囲まれた小さな明地で、小猿は緑の草の上を、列んでだんだんゆるやかに、三べんばかり廻ってから、楢夫のそばへやって来ました。
— 宮沢賢治 『さるのこしかけ』 青空文庫
そら三べんだけ弾いてやるからすんだらさっさと帰るんだぞ。
— 宮沢賢治 『セロ弾きのゴーシュ』 青空文庫
そこで燕は得たりとできるだけしなやかな飛びぶりをしてその窓の前を二、三べんあちらこちらに飛びますと、画家はやにわに面をあげて、「この寒いのに燕が来た」 と言うや否や窓を開いて首をつき出しながら燕の飛び方に見ほれています。
— 有島武郎 『燕と王子』 青空文庫
作例 · 標準
「もう三べんも同じ説明をさせたんだから、いい加減に理解してくれよ」と兄が呆れた。
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落としたコンタクトレンズを探して、部屋の隅から隅まで三べんも這いずり回った。
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この神社でお参りするときは、心の中で願い事を三べん唱えるのが古くからの習わしだ。
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