海色
うみいろ
名詞
標準
文例 · 用例
深海色にぼかした模様の錦紗縮緬の着物に、黒と緑の飛燕模様の帯を締めた夫人は、そのスラリと高い身体を、くねらせるやうに、椅子に落着けた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
深海色にぼかした模様の錦紗縮緬の着物に、黒と緑の飛燕模様の帯を締めた夫人は、そのスラリと高い身体を、くねらせるように、椅子に落着けた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
女の姿もめだつて美しく、海色の流行色が、繁つたマロニヱの木の下を、まるで魚のやうに歩いてゐる。
— 林芙美子 『瑪瑙盤』 青空文庫
」 海色の応接室の中で、部長はソファに埋って、昨夜の不足な睡りを補っていた。
— 矢田津世子 『罠を跳び越える女』 青空文庫
目のさめるような青葉に、風が当たって、海色をした空に星の光が見えてくると、遠く町の燈火が、乳色のもやのうちから、ちらちらとひらめいてきました。
— 小川未明 『青い時計台』 青空文庫
ことに、彼は江の島の海色がまたなく好ましいといって、相州附近からあの島へは、度々、旅をしている。
— 吉川英治 『牢獄の花嫁』 青空文庫
彼の好きな相模の海色は、裏二階の窓から一望に見え、目ざす郁次郎の潜んでいる江之島神社の青銅の甍は、表二階から木立のあいだに見えた。
— 吉川英治 『牢獄の花嫁』 青空文庫
ウィキペディア
「海色」(みいろ)は、AKINO from bless4の5作目のシングル。2015年2月18日にFlyingDogから発売された。
出典: 海色 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0