派する
はする
動詞
標準
文例 · 用例
……イヤ怒らすつもりは無かったけれど、あまり意外なのでねェ……じゃ署員を増派する。
— 海野十三 『赤外線男』 青空文庫
そして本部の大司令は、ターネフを極東首領に任命し、こんど日本へ特派することになったのだ。
— 海野十三 『爆薬の花籠』 青空文庫
五十 江戸の方面に於ては、道庵牽制運動のために、安直先生と、金茶金十郎とを特派するために、オール折助連が盛んな送別会を催して、その行を壮んにすることになりました。
— 畜生谷の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
もし、これに反して人民の教導をひとりヤソ教者に委するも、世間の神仏二教を信ずるもの、決して一朝一夕に改宗転派するものにあらず。
— 井上円了 『欧米各国 政教日記』 青空文庫
桃原から下流は河中に起伏する大磐石も見られなくなり、河原が開けて寄洲なども出来、最後に愛本の峡口を突破して平原に出ると、河は扇形に開いて幾多の支流を分派する。
— 木暮理太郎 『黒部峡谷』 青空文庫
なるべく早く、今夜にでも出発してくれたまえ」 毎日新聞はその朝すでに木下を特派する予告を掲げていたのである。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
そして副官に告げて一小隊の兵をそれぞれ変装させて、城外へ急派することを命じた。
— 谷干城夫人 『日本名婦伝』 青空文庫