元三
がんざん異読 がんさん
名詞
標準
New Year's period (January 1 to 3)
文例 · 用例
「方丈記」にも、「去にし安元三年四月二十八日かとよ、風烈しく吹きて静かならざりし夜、亥の時ばかり、都の巽より火出で来りて、乾に至る。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
芝の炭屋さんだそうで、たしか新原元三郎と云う人のお上さんだと存じます。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
そしてその老女が新原元三郎という人の妻だと云った。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
長子隆元三十二歳、次子|吉川元春二十三歳、三子隆景二十二歳。
— 菊池寛 『厳島合戦』 青空文庫
後醍醐天皇は、その後も新田義貞に勅して、皇太子|恒良親王、皇子|尊良親王を奉ぜしめて、北陸経営に当らしめ、又|陸奥の北畠|顕家を西上せしめて、京都の恢復を計り給うたが、顕家は延元三年五月、摂津の石津で戦死し、新田義貞は、延元三年七月藤島の戦ひで戦死した。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
元三日が過ぎてまた今年は男踏歌であちらこちらと若い公達が歌舞をしてまわる騒ぎの中でも、寂しい常陸の宮を思いやっていた源氏は、七日の白馬の節会が済んでから、お常御殿を下がって、桐壺で泊まるふうを見せながら夜がふけてから末摘花の所へ来た。
— 末摘花 『源氏物語』 青空文庫
今もこの辺で元三大師の手印などを門上に懸くる。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
『大英百科全書』十一板、十五巻五九三頁に、紀元三九八年カルタゴの耶蘇徒に新婚の夜、かの事を差し控えよと制したが後には三夜まで引き伸ばした。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
「元三くらいは家でゆっくり過ごしたいから、仕事の電話は入れないでね。」
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三が日の間、神社は初詣客で溢れかえり、元三を過ぎてようやく静けさを取り戻した。
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毎年、元三のうちはおせち料理を囲んで、家族でカルタや百人一首を楽しむのが恒例だ。
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「元三に降る雪は縁起がいいって、田舎のおばあちゃんが言ってたなあ。」
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