この世を去る
このよをさる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to leave this world
文例 · 用例
そうして父は奈々子がこの世を去る数時間以前奈々子に別れてしまった。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
われを遺さずして空しくこの世を去るのか。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
この世の中は悲嘆の世の中でなくして、歓喜の世の中であるという考えをわれわれの生涯に実行して、その生涯を世の中への贈物としてこの世を去るということであります。
— 内村鑑三 『後世への最大遺物』 青空文庫
陰陽道で日や時の吉凶を詳しく穿議した古風を沿襲しての事と存ずるが、この世を去るに吉日も凶時もあるものかという外人の理窟ももっともだ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
『私はこの世を去るだらう。
— 田山録弥 『あさぢ沼』 青空文庫
その後十六年、明治四十四年十一月にこの世を去るまで、かれの生涯は実に奮闘の歴史であった。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
私はこの世を去るまでこの冷水摩擦はつづけるつもりでいる。
— 上村松園 『棲霞軒雑記』 青空文庫
万一こんなことから、後継者も残さずこの世を去るようなことがあっては大変だと思ったので、彼はその三四日は大事をとって部屋に引きこもっていたのである。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
作例 · 標準
祖父は、孫たちの成長を最後まで見守った後、安らかな表情でこの世を去った。
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彼は不治の病に侵されながらも、この世を去る直前まで執筆活動を続け、未完の傑作を残した。
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偉大な芸術家がこの世を去ったというニュースは、またたく間に世界中を駆け巡り、多くのファンが悲嘆に暮れた。
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