掻っ払う
かっぱらう
動詞-五段-ウ行動詞-他動詞
標準
to swipe
文例 · 用例
その男を捜しに来たのだ」「おい、ふざけるなよ、博戯もせずに、賭場へ何しに来やがったんだ」「すみません」「向う脛を掻っ払うぞ」「すみません」 ほうほうのていで出て来ると、追いかけて来たガチャ蠅の一人が、「野郎待て。
— 火の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
──かっぱらうこと。
— 黒島傳治 『入営前後』 青空文庫
掏摸が一度、豪勢な身なりをしている男の懐中物をくすねて鼻をあかしてやると、その快味が忘れられず、何回もそれを繰りかえし、かっぱらう。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
その騒ぎにつけこんで、回々教徒が、人がつめたマッチを、自分がつめたようにかっぱらうんだな。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
「郷票をかっぱらうんなら、まだ分るが、鐚一文もない軟派の娘をかっぱらってどうするんだい。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
ね、いつ主人のものをかっぱらうか油断もすきもありゃしない、とこう、見られているんだ。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
」 薄板をかっぱらうことについてゴーリキイは説明する。
— ――幼年時代・少年時代・青年時代―― 『マクシム・ゴーリキイの伝記』 青空文庫
当人はヴァンドンゲンを愛していて、青色の人物をよく描くのだが、勘三に言わせると「空家に住む人物」だと酷評するので、三石は、十七歳の蓮子をかっぱらうと同時に、勘三の所へはちっともやって来なくなった。
— 林芙美子 『泣虫小僧』 青空文庫
作例 · 標準
一瞬の隙を見て、男はカウンターに置いてあったスマホを掻っ払って走り去った。
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子供の頃、お兄ちゃんのマンガをこっそり掻っ払って読んでいたのを思い出すよ。
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店の入り口で、女性がハンドバッグを掻っ払われる被害に遭った。
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彼は、いつも人のものをおもしろがって掻っ払うから困る。
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