入寮
にゅうりょう
名詞動詞-サ変
標準
moving into a dormitory
文例 · 用例
入寮の日、滝口慶一は、県道から入る校舎への坂道の途中で、畑をはさんだむこうにある、竹が生いしげった小高い丘の下から、煙が立ちのぼっているのを見た。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
父親は、寮事務室で入寮の手続きをすませ、慶一に、「じゃあ、お父さんはこれで帰る。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
厨房一同入寮晩餐会メニューチキンコンソメ アスパラガスのサラダマッシュポテト ヒラメのソテコールドミート パンデザートはバニラアイスクリーム 慶一は、「厨房」という字を、とりあえず「とうぼう」と読み、コックかなんかの意味だろうと考えた。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
その入寮祝賀の晩餐――それは開寮、開校の祝いでもあった――は、慶一の目には、ノリのきいたカラーに、慣れないネクタイを締めていることもあって、かなり堅苦しいものに感じられたが、この学校に対していだいていたイメージには合っていた。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
制服ひとつとっても、金糸のエンブレムがついた紺のブレザー、レジメンタル・タイ、グレイのスラックス、というフォーマルなもの、そして、ふだん学校や寮で着る、衿なし上着にオープンシャツの校服、という二種類があり、いろいろ行事のある入寮入学前後は指示が複雑で、新入生を悩ませた。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
じっさい、入寮二日目の夕食では、前夜の晩餐会であすからは夕食も校服着用のこと、といわれていたにもかかわらず、八人全員がネクタイをしめてあらわれた部屋が、ふたつもあった。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
まだ、ようすのわからない入寮最初の朝、食堂からぞろぞろと、八人そろって部屋に帰ったところ、いちばんさきにドアをくぐった大森が、「イチバーン」といって、洗面所に入った。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
これで、たぶん入寮二週間にして、二度おごられたことになるのだろう、と慶一はあきらめつつある。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
作例 · 標準
春から大学生になる息子が、一人暮らしのために寮に入寮した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
新社会人が会社の研修施設に入寮し、共同生活を始めた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
入寮の手続きを済ませ、新しい部屋で荷物を整理した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash