三日月
みかづき異読 みかずき
名詞頻度ランク #24690 · 青空 329 例
標準
crescent moon
文例 · 用例
ご承知のやうに、アルテミスは月の女神で、額には青白い三日月が輝き、さうして敏捷できかぬ氣で、一口で言へばアポロンをそのまま女にしたやうな神である。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
私が薬師岳で観察した所に依ると、凡べてのカアル皆然りとは言われないが、カアルの初期は、雪が横一文字に堆くなっているに過ぎないが、その両端の垂下力が遅く、中央が速いためか、第二期には三日月形に歪み、更に拡大して勾玉形になって来ている。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
」カムパネルラは、指でそっと、鷺の三日月がたの白い瞑った眼にさわりました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
これは無論三日月に象ったものだろうと思われていたが、だんだん調べてみるとそうでない。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
錆びた針が、爪の根の白い三日月にまでつきさゝった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
かゞみは映す崖のはな、 ちさき祠に蔓垂れて、三日月凍る銀|斜子。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
三日月があがつたと思つたら直ぐ沈んだ。
— 梶井基次郎 『太郎と街』 青空文庫
」などと、旗取り競争第一着、駿足の少年にも似たる有頂天の姿には、いまだ愛くるしさも残りて在り、見物人も微笑、もしくは苦笑もて、ゆるしていたが、一夜、この子は、相手もあろに氷よりも冷い冷い三日月さまに惚れられて、あやしく狂い、「神も私も五十歩百歩、大差ござらぬ。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
作例 · 標準
夜空に美しい三日月が浮かんでおり、思わず見とれてしまった。
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砂漠の地平線に沈んでいく三日月は、とても幻想的だった。
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今夜は三日月なので、星がいつもより綺麗に見える。
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