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一系

いっけい
名詞頻度ランク #39561 · 青空 106
1
標準
single-family lineage
文例 · 用例
「老ハイデルベルヒ」とは、編中の一作品の題名であるが、この書に收録されて在る一系列の作品全體に冠しても、決して不自然ではないと思つたからである。
太宰治 『老ハイデルベルヒ』序 青空文庫
ただここでは我邦でいう所の妖術幻術は別に支那印度などから伝えた一系統があるのではなくて、字面だけの事だというのである。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
もし「孕のジャン」として知られた記録どおりの現象が、実際にあったものと仮定し、またこれが筑波地方の地鳴りと同一系統の地球物理学的現象であると仮定すると、それから多少興味のある地震学上のスペキュレーションを組み立てる事ができる。
寺田寅彦 怪異考 青空文庫
万世一系とは、こんな作家の事を言うのです。
太宰治 青空文庫
」 その短篇集の著者が、万世一系かどうか、それは彼の言論の自由のしからしむるところであろうから、敢えて不問に附するとしても、それに較べて私が乞食だという彼の断案には承知できないものがあった。
太宰治 青空文庫
前に連句の付け合わせの心理的機巧を述べたときに詳説しておいたように、前句と付け句とは二つの個性の部分的重合によって連結されたものであって、連句の全体はそういうものの連鎖の一系列を形成している。
寺田寅彦 連句雑俎 青空文庫
そのわずかなおこごとは、自分には霹靂の如く強く感ぜられ、狂うみたいになり、口応えどころか、そのおこごとこそ、謂わば万世一系の人間の「真理」とかいうものに違いない、自分にはその真理を行う力が無いのだから、もはや人間と一緒に住めないのではないかしら、と思い込んでしまうのでした。
太宰治 人間失格 青空文庫
天祖はじめて基をひらき、神代を経て、神武天皇その統を伝え、万世一系の皇室が儼乎として日本を治め給う神国の真の姿の自覚こそ、明治維新の原動力になったのである。
太宰治 惜別 青空文庫
作例 · 標準
天皇の王朝は、何世紀にもわたって一系の血筋として続いている。
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自身の家系を一系の先祖にまで遡ることは、興味深い系譜学の追求となりうる。
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古代においては、後継者はしばしば厳格な一系に従って決められた。
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