腸香
わたか異読 ワタカ
名詞
標準
Ischikauia steenackeri (species of cyprinid fish)
文例 · 用例
かう云ふ氣持ちになつた渠には、もう、障子がはまつた室内の闇に吊されてゐるランプが田の中の一つ火に見えて、牛の叫びまでが渠自身の腹わたから出て、「本統に可愛いの」とお鳥が云ふやうに聽えて來る。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
「そりゃ容易ならぬことじゃ」と、千枝太郎もはらわたから絞り出すような溜息をついた。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
一例を挙ぐれば彼が自筆の新花摘に射干して※く近江やわたかなとあり。
— 正岡子規 『俳人蕪村』 青空文庫
一例を挙ぐれば彼が自筆の『新花摘』に射干して※く近江やわたかなとあり。
— 正岡子規 『俳人蕪村』 青空文庫
鉄石のはらわたからすら涙が溢れた。
— ――ヨワン・シローテの殉教―― 『イノチガケ』 青空文庫
」 と、ひときわたかい左近将監の叫びと同時に、たしかに手ごたえあったらしく、「ギャオッ!
— 橘外男 『亡霊怪猫屋敷』 青空文庫