雨ざらし
あまざらし
名詞-の形容詞名詞
標準
weatherbeaten
文例 · 用例
こんなものでも半年も戸外につるして雨ざらしにして自然の手にかけたら、少しは落ちついたいい色調になるかもしれないと思ったりした。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
長い間雨ざらしになっているらしい鉄の構造物はすっかり赤さびがして、それが青いトタン屋根と美しい配合を示している。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
木賃御泊宿――内湯あり――と、雨ざらしに成つたのを、恁う……見ると、今めかしき事ながら、芭蕉が奧の細道に……五月朔日の事也。
— 泉鏡太郎 『飯坂ゆき』 青空文庫
そして、其処には牡丹の花のきれいな燈籠が雨ざらしになっていた。
— 田中貢太郎 『円朝の牡丹燈籠』 青空文庫
もう一つ、ここには守屋大臣の碑が雨ざらしにされている。
— ――私の郷土を語る―― 『荒雄川のほとり』 青空文庫
すぐそちらには、三尺ばかりの幅を置いて、となりの家の物置の黒い板塀の背中が見えてゐて、その下に、白く雨ざらしになつた大きな貝殻が二つ三つ、土の中に覗いてゐる。
— 鈴木三重吉 『桑の実』 青空文庫
軒下へ犬小舎を置いてやらない主人は、雨が一日びしょびしょ降りつづいても、小舎を雨ざらしの門傍に出したままだ。
— 宮本百合子 『吠える』 青空文庫
下は物置になつてゐるが、雨ざらしの大工はしごを登つて見ると、六疊敷の座敷があつた。
— 毒藥を飮む女 『泡鳴五部作』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日雨ざらしについて考えている。
雨ざらしという言葉は日本語で重要だ。
彼は雨ざらしの意味を理解している。
この文には雨ざらしが含まれている。