美挙
びきょ
名詞
標準
praiseworthy undertaking
文例 · 用例
この種の通俗講義の必要は何処でも感ぜられていたが、今率先してこれに着手したのは同大学の美挙といわねばならぬ。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
第四六課 他愛 他を愛することばかりが美挙の全部だと思っている人があります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
」美挙五十二「さあ……何の話じゃったかね、そこで。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
十年勤務の間、唯一の美挙として、貴方に差上げたいものがある。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
こういう折々、いつも私は思うのであるが、これは氏の天資か、幼時からの都会の良家的「お仕込み」で、習性となって居る氏の動作が、このほか松葉杖つく画家K氏を、まめまめしく面倒見る氏の様子を、何事の美挙ぞと、私は眺めたことも度々あった。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
このたび仲間の窮迫を見かねて金十両ずつ出し合って救ったとは近頃めずらしい美挙、いつまでもその心掛けを忘れぬよう。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
言った者を、いまここで名指しをするのは容易だが、この者とて、はじめは真の情愛を以てこのたびの美挙に参加したのに違いなく、酒の酔いに心が乱れ、ふっと手をのばしただけの事と思われる。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
ヤレ農村美談だ、ヤレ何々村の節婦だ、孝子だ、ヤレ何青年団の美挙だ、ヤレ何の記念事業だッて、ムキになって農村の太鼓ばたたいているんでねえか。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
作例 · 標準
私財を投じて孤児院を建設した彼の行動は、まさに美挙と言える。
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名乗ることなく多額 of 寄付を行った彼の美挙は、人々の心を打った。
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匿名で公園の清掃を続けてきた彼の美挙が、SNSで話題になった。
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