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波磔

はたく
名詞
1
標準
(of clerical script) horizontal lines ending in a noticeable triangular tail
文例 · 用例
鴉が下りて来て牛の脊中の赤い紙を牛肉と思ってつつくと、牛は蠅でも追う気でぴしゃりと尻尾ではたく、すると摺粉木の一撃で鴉が脆くも撲殺されるというのである。
寺田寅彦 重兵衛さんの一家 青空文庫
富士が生ける証拠に、その鼓動、脈搏を形に於て示すものはたくさんあるが、この湧玉の水もその一つであった。
岡本かの子 富士 青空文庫
そこの窓にはたくさんの顔がみな一様な表情を浮べてゐた。
宮沢賢治 花壇工作 青空文庫
その小さな列車の窓は一列小さく赤く見え、その中にはたくさんの旅人が、苹果を剥いたり、わらったり、いろいろな風にしてゐると考へますと、ジョバンニは、もう何とも云へずかなしくなって、また眼をそらに挙げました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
ボス〔と〕いってね、いまの牛の先祖で、昔はたくさん居たさ。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
」「鶴はたくさんゐますか。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
あゝそこにはクリスマストリイのやうにまっ青な唐檜かもみの木がたってその中にはたくさんのたくさんの豆電燈がまるで千の蛍でも集ったやうについてゐました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
これに多数を意味する接尾音をつけた「シンヌ」はたくさんな山地でこれが「信濃」に似るなどちょっとおもしろいお慰みである。
寺田寅彦 言葉の不思議 青空文庫
作例 · 標準
隷書の文字は、特有の波磔を持つことで知られている。
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書道の先生は、筆の運び方と波磔の表現について詳しく説明してくれた。
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この石碑には、見事な波磔で刻まれた文字が残っている。
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