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深緑色

ふかみどりいろ
名詞
1
標準
dark (deep) green
文例 · 用例
そしてその窪みから一|呎程のところに、海の底が岩になっていて、深緑色の海草、長海松の先端が三四本|縺れたようにちょろちょろと這い出ていた。
大阪圭吉 死の快走船 青空文庫
その廊下の左右は赤い血のような豆菊や、白い夢のようなコスモスや、紅と黄色の奇妙な内臓の形をした鶏頭が咲き乱れている真白い砂地で、その又|向は左右とも、深緑色の松林になっている。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
床には毒悪な花模様を織り出した支那産の絨毯が一面に敷き詰めてあるし、窓に近い壁際の大机と室の真中の丸|卓子には深緑色のクロス。
夢野久作 暗黒公使 青空文庫
岩丈な樫の扉は深緑色褐色と、幾度か塗替えられたが、扉の中央に取付けられた鋳物の獅子の首と、その下に垂下った撞金は、昔も今も変らず云合したように手ずれがして黒く光っていた。
松本泰 P丘の殺人事件 青空文庫
今日では淡緑色皮の円いスイカ、楕円形で皮に斑紋のあるスイカが普通品だが、もっと前、私共の若い頃のスイカの普通品のまん円い深緑色皮のものであったが、それがいつとはなしに世間になくなった。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
右の深緑色球形のスイカは徳川時代から明治時代へかけての普通品で、小野蘭山の『本草綱目啓蒙』にも「皮深緑色ニシテ紅赤色子は黒色なり此物尋常の西瓜なり」と書いてある。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
深緑色を呈した葉は強質であたかも銃剣の状をなし、多数に叢出して幅がやや広く、その形は披針形で葉末は鋭い刺尖を呈している。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
多数の花が球形の繖房花を形成し、腋生しならびに枝頭に密集してひらき、初めは橙黄色だが次第に紅を潮しついに赤色に変じ一花叢のうち両色交ごも相雑わり、これが暗褐色の枝条ならびに深緑色な葉に映じて美麗な色采を見せている。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
作例 · 標準
森の奥深く、陽の光も届かない場所には、息をのむような深緑色の苔が生い茂っていた。
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彼女が着ていたのは、秋の風景に溶け込むような落ち着いた深緑色のワンピースだった。
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この深緑色の絵の具は、風景画を描くときに特に重宝する。
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