中口
なかぐち
名詞
標準
central entrance
文例 · 用例
」大学士はたきびに手をあぶり顔中口にしてよろこんで云ふ。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
」大学士はたきびに手をあぶり顔中口にしてよろこんで云う。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
薄く照して来る荒物屋の店の灯かげでお涌がすかして見ると、小さい生きものは、小鼠のような耳のある頭を顔中口にして、右へ左へ必死に噛みつこうとしている。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
薄く照して来る荒物屋の店の灯かげでお涌がすかして見ると、小さい生きものは、小鼠のやうな耳のある頭を顔中口にして、右へ左へ必死に噛みつかうとしてゐる。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
左右は張り出たように、真中は引入れてあるように見えたが、そこは深廂になっていて、其突当りは中口とも云うべきところか。
— 幸田露伴 『雪たたき』 青空文庫
」五首の題は「嘉永三庚戌日光道中口占」である。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
喰べさせる物はうまいけれど、年中口中に涎のたまつてゐるおつさんと、ひとつ鍋をつツつくのもいゝ氣持はしなかつた。
— 水上滝太郎 『大阪の宿』 青空文庫
其の中四月十一日の丁度只今なれば午後二時少々廻った時分で、日長の折から門弟衆は遊びに出て仕舞って、お中口はひっそりと致して居ります。
— 三遊亭圓朝 『業平文治漂流奇談』 青空文庫
作例 · 標準
神社の本殿へは、中口から入るのが正式な作法だ。
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城の中口は、敵の侵入を防ぐために厳重に警備されていた。
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美術館のチケット売り場は、中口を入ってすぐ右にある。
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標準
slander
作例 · 標準
彼の成功を妬んだ人々から、中口の噂が流された。
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中口を気にせず、自分の信じる道を突き進むべきだ。
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政治家の世界では、中口が飛び交うのは日常茶飯事だ。
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