拾い子
ひろいご
名詞
標準
foundling
文例 · 用例
二千余町歩の大樹林にて、その内に拾い子谷とて、熊野植物の模範品多く生ぜる八十町長しという幽谷あり。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
「私の所の小次郎は何と云っても拾い子で心配の度も少いが、あなたの所は血を分けた実子さぞ心配でござんしょうな」 団十郎も気の毒そうにしみじみとしていったものである。
— 国枝史郎 『大鵬のゆくえ』 青空文庫
弥三郎は素姓も判らぬ拾い子ですが、維盛様のような美男、お絹とは似合いの夫婦雛を見るようで、主人の佐兵衛も妙に許したような眼で見、二人の間柄も、淡い友愛から、次第に濃い恋へと変って行くのが、店の人達の眼にも、はっきり判るのでした。
— 血潮と糠 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
その寺の住職は、門前に置き去りにされていた拾い子を我が子のように育てた。
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古い物語の主人公は、実は川から流れてきた拾い子だったという設定が多い。
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拾い子として育った彼は、いつか実の両親に会いたいと切に願っている。
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