降機
こうき
名詞動詞-サ変
標準
disembarkation (from an aircraft or spacecraft)
文例 · 用例
虎なり昇降機械の往復する東京市中繁華の屋根に琥珀の斑なる毛皮をきて曠野の如くに寂しむもの。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
人の眼も昇降機の如く、鋭角を追うて一気に上下すれば、建物と建物との間にはさまって、帯のように狭くなった天空は、ニューヨークの株屋が活動するウォール・ストリートあたりを見るような天空深淵を、下から上へとのぞかせている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
昇降機の中に六人の男女がいる。
— 岡本かの子 『街頭』 青空文庫
昇降機がおりて来る竪坑を中心にして、地下百尺ごとに、横坑を穿ち、四百尺から五百尺、六百尺、七百尺とだん/\下へ下へ鉱脈を掘りつくし、現在、八百尺の地底で作業をつゞけている。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
自分が用のあるのは大概五階か六階であるから、多くの場合にすぐ昇降機で上ってしまう。
— 寺田寅彦 『丸善と三越』 青空文庫
二 エレベーター 百貨店のひどく込み合う時刻に、第一階の昇降機入り口におおぜい詰めかけて待っている。
— 寺田寅彦 『蒸発皿』 青空文庫
わずかに一階を上がるだけならば、何もわざわざ満員の昇降機によらなくても、各自持ち合わせの二本の足で上がったらよさそうにも思われる。
— 寺田寅彦 『蒸発皿』 青空文庫
それほど満員でない時に、たとえば三階四階間の上下にわざわざ昇降機を呼び止めて利用する人もある。
— 寺田寅彦 『蒸発皿』 青空文庫
作例 · 標準
飛行機がゲートに到着すると、乗客は前の座席から順番に降機を開始した。
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降機の際、パスポートや貴重品の忘れ物がないか客室乗務員がアナウンスした。
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長旅の疲れも見せず、大統領は降機してすぐに待機していた記者団に手を振った。
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