飯の種
めしのたね
表現名詞
標準
means of making a living
文例 · 用例
そのような事は職人か手品師の飯の種になるべきものではあるまいか。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
殊に講釈師の飯の種になつて居る博徒は最も多く関東に居り、関東でも甲州、上州、野州、常州などいふ国は、侠客や博徒の名に連れて必ず呼び出されるのは余程面白いことである。
— 幸田露伴 『侠客の種類』 青空文庫
あれはね猶太人のアインスタインが飯の種にしているあの「空間」というものだね、その証拠にはあの火花に頭を持って行かれるときエッフェル塔の頂上だけ土台も胴なかもなくてふんわりあの高さに浮ばせる無理が不思議でなく顕現するんだよ。
— 岡本かの子 『百喩経』 青空文庫
8ビットのベーシック・マシンから触りだして、この野外本がでたころにはパーソナルコンピューターが飯の種にならないかと、オレ自身うろちょろしていた時期だ。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
これだけの事で飯の種にありつけるのはありがたい事だった。
— 有島武郎 『カインの末裔』 青空文庫
二葉亭の青年時代の国際的興味が再び熱沸して来たのはその頃からで、この憂国の至誠から鋭意熱心に東洋問題の解決を研究するので、決して大言壮語を喜ぶ単純なる志士気質やあるいは国家を飯の種とする政治家肌からではなかった。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
旭遊廓は今の中村に移転したのだが、その当座、遊郭を飯の種として居た人たちは、この先どうなることかと蒼くなつたけど、観音様の御利益は、『刀刃段々壊』で、だん/\よくなつたなどゝいふのは罰当たりな駄洒落かも知れない。
— 小酒井不木 『名古屋スケツチ』 青空文庫
そもそも、学問を飯の種にするということは、本来誤った考えでありますけれど、学者だとて人間である以上食わずに生きて居ることは出来ません。
— 小酒井不木 『新案探偵法』 青空文庫
作例 · 標準
彼は趣味で始めたプログラミングを、今では立派な「飯の種」にしている。
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私にとってこのカメラは単なる道具ではなく、生活を支える大切な「飯の種」だ。
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「飯の種」を失わないために、常に最新の技術を学び続ける必要がある。
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