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バチスト

バチスト
名詞
1
標準
batiste
文例 · 用例
鼠色の長い着物式の上衣の胸から、刺繍をした白いバチストが見えている。
森鴎外 普請中 青空文庫
「畳が驚くでしょう」 こう云って茶碗の主は、純一が銀座のどこやらの店で、ふいと一番善いのをと云って買った、フランドルのバチストで拵えたハンカチイフに目を注けている。
森鴎外 青年 青空文庫
細っそりした可愛らしい手が、何か持っていたものを急いでテーブルの上へなげ捨てると、四隅に刺繍のついたバチスト麻のハンカチを握りしめた。
または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 死せる魂 青空文庫
コワリョーフはつかつかと進み寄って、胸衣の、バチスト麻のカラーを摘み出して形をととのえ、時計につけていた印形を直すと、あたりへ微笑をふりまきながら、そのなよなよしい娘の方へじっと注意を凝らした。
ニコライ・ゴーゴリ 青空文庫
例えば、一般に『接吻』という名前で通っている、干菓子よりも軽いリボンのふんわりした頸飾りを、あるかなきかのように頸へ巻くとか、或はバチスト麻の、謂ゆる『謙遜』という、縁をギザギザに切りこんだ薄物を、肩の後ろで着物の下からのぞかせたりしているのである。
または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 死せる魂 青空文庫
玄関には鉾を持った門番が一人立っていたが、そいつが、まるで伯爵みたいな面がまえで、バチスト麻のカラーをつけているところは、何のことはない、ブクブク肥らされた狆にそっくりなんでね……。
または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 死せる魂 青空文庫
彼は税関の役人が洒落た外国製品を身辺にそなえたり、珍らしい陶器やバチスト麻布を教母だの、叔母だの、妹などに送ってやったりするのを知っていた。
または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 死せる魂 青空文庫
薄い生地のバチスト麻で、琥珀――まるで琥珀そつくりなんだ!
ZAPISKI SUMASHEDSHAWO 狂人日記 青空文庫
作例 · 標準
肌触りの良い「バチスト」生地のブラウスは、夏の暑い日でも快適に着られる。
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アンティークショップで、「バチスト」の繊細なレースがあしらわれたハンカチを見つけた。
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バチスト」は薄くて軽い素材なので、ベビー服にもよく使われる。
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