初花
はつはな異読 ういばな
名詞
標準
first flower of the season or year
文例 · 用例
あれが躄勝五郎の物語で有名な初花の滝さ」 少しわき道をして慶四郎は、千歳に滝を見せたりした。
— 岡本かの子 『呼ばれし乙女』 青空文庫
○四月、新富座にて「天衣紛上野初花」を上演。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
そのまゝ佇んで、しめやかな松の初花の樹脂|臭い匂ひを吸ひ入れながら、門外のいさかひを聞くとも聞かぬともなく聞く。
— 岡本かの子 『蔦の門』 青空文庫
彼の長崎にて見し紅化粧したる天女たちとは事変り、その物腰のあどけなさ、顔容のうひ/\しさ、青葉隠れの初花よりも珍らかなり。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
当日の模様、物珍らしきまゝに、われも竹矢来の外の群集に打ちまじりて見物するに、今しも丸山一の大家、初花楼の太夫職にして、初花といふ今年十六の全盛なる少女が、厳めしき検視の役人の前にて踏絵を踏む処なりとて人々、息も吐きあへず見守り居る体なり。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
初花太夫は全盛の花魁姿。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
傍の下役人左右より棒を構へ、声を揃へて大喝一声、「踏めい……踏み居らぬか」 と脅やかすに初花は忽ち顔色蒼白となりつ。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
母しやま/\と悲鳴を揚げつゝ竹矢来の外へ引かれ行けば、並居る役人も其の後よりゾロ/\と引上げ行く模様、今日の調べはたゞ初花太夫一人の為めなりし体裁なり。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
作例 · 標準
庭に咲いた初花は、まだ寒さが残る中でひっそりと咲いていた。
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梅の初花は、春の到来を告げる喜びのしるしだ。
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この辺りでは、桜の初花が例年より早く咲いた。
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標準
first menstruation
作例 · 標準
少女は初花を迎え、大人への階段を上り始めた。
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母は娘の初花に、優しく寄り添い話を聞いた。
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初花は、女性の体にとって自然な変化の一つだ。
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標準
woman who has just reached adulthood
作例 · 標準
村の祭りで、初花たちが華やかな衣装を身につけて踊った。
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彼女は、まさに初花と呼ぶにふさわしい清らかさを持っていた。
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初花である彼女の瞳は、未来への希望に満ちていた。
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