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聞くに堪えない

きくにたえない
表現形容詞
1
標準
painful to listen to
文例 · 用例
一とき聞くに堪えないような失望の呻き声が聞える。
岡本かの子 富士 青空文庫
あのおばさんだって君、……」と、とても聞くに堪えない失礼な、きたない事を、医学の言葉で言いました。
太宰治 饗応夫人 青空文庫
しかし別に聞くに堪えないというわけのものではない。
森鴎外 青空文庫
葉子とはなんの関係もない夜鳥でありながら、その声には人をばかにしきったような、それでいて聞くに堪えないほどさびしい響きが潜んでいた。
有島武郎 或る女 青空文庫
聞くに堪えないような若者どもの馬鹿話も自然と陰気な気分に押えつけられて、動ともすると、沈黙と欠伸が拡がった。
有島武郎 カインの末裔 青空文庫
そのはなしになると何時も終ひには喧嘩が起つて、聞くに堪えない罵倒を浴びながらほうほうの態で逃げ出さなければならないので、隱岐はフアコートと聞くと慄然とした。
牧野信一 痴日 青空文庫
兄を見捨てよ、おれに靡けと、頼長は聞くに堪えないような侮蔑と呪詛とを兄の上に投げ付けて、しいて玉藻を自分の手にもぎ取ろうとしたのであった。
岡本綺堂 玉藻の前 青空文庫
うわッはッはッ」「インチキ公吏を葬れ」だの、「市長はどうした、市長を出せ」とか、「首を縊って天下に謝罪しろ」とか、聞くに堪えない罵声が、また一としきり市長室の壁も破れんばかりに響いた。
海野十三 深夜の市長 青空文庫
作例 · 標準
彼の浴びせる一方的な罵詈雑言は、そばで聞いているだけでも聞くに堪えないものだった。
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「うわあ、あんなに音程が外れていると、正直言って聞くに堪えないよ……」
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事件の凄惨な詳細を語る目撃者の証言は、あまりに酷く、途中で耳を塞ぎたくなるほど聞くに堪えなかった
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聞くに堪えない(きくにたえない) — 幻辞.com