此方人等
こちとら異読 こっちとら
代名詞
標準
I
文例 · 用例
なあ、これ、御家來と云へば此方人等だ。
— 泉鏡太郎 『みつ柏』 青空文庫
すると船頭共が、「恁※惡僧が乘つて居るから龍神が祟るのに違ひない、疾く海の中へ投込んで、此方人等は助からう。
— 泉鏡花 『旅僧』 青空文庫
あんな小僧っ子の事で、何だ、グズグズ気をとられてるなんて、他事じゃねえや、こちとらの事だ。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
「さがれゃ、さがって、こちとらは、物を高く売りつけりゃええだ。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
こちとらとは、桁が異うわい。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作家というものは、なんでもわかって、こちとらの苦しみすべて呑みこんでいるのだ、怒り給うことなし、ときめてしまって甘えて居る。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
鳥居前のお前さん、乱暴じゃあがあせんか、華族様だってえのにどうです、もっともまああの方にゃあ不思議じゃねえようなものの、空樽の腰掛だね、こちとらだって夏向は恐れまさ、あのそら一膳飯屋から、横っちょに駆出したのが若様なんです。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
こちとらこう見えてもね、乞食じゃねえのス、ちと買物をしべえから御通しなさいやし。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
作例 · 標準
「此方人等」、この件については一切関知しておりません。
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「此方人等」、お前たちのやり方には同意しかねる。
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「此方人等」、この状況を静観するつもりだ。
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