好事魔多し
こうじまおおし
表現
標準
Lights are usually followed by shadows
文例 · 用例
うむ、好事魔多し、月に村雲じゃろ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
』 第十九回 猛獸隊自然の殿堂――爆裂彈――エンヤ/\の掛聲――片足の靴――好事魔多し――砂滑りの谷、一名死の谷――深夜の猛獸――かゞり火 暫時して、吾等はまた奇妙なものを見た。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
好事魔多しとはよく人の言ふ處で、私も其理屈を知らぬではないが、人間の一生に此樣な旅行は、二度も三度もある事でない、其上大佐と約束の五日目までは、未た三日の間がある、そこで、此深山を少しばかり迂回して皈つたとて、左程遲くもなるまい、また極めて趣味ある事だらうと考へたので、私は發議した。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
この辺で止めて置けば万事が天衣無縫で、彼女の正体も暴露されず、私の病院も依然としてマスコットを失わずにすんだ訳であったが、好事魔多し、とでも言おうか。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
七「好事魔多し」とかいう言葉があるそうですが、実に何事も思うに任せません。
— 小酒井不木 『人工心臓』 青空文庫
「南無三、好事魔多し」と髯ある人が軽く膝頭を打つ。
— 夏目漱石 『一夜』 青空文庫
ところが、好事魔多しとかでそれから間もなく、玄竜は或る至って奇妙な事情からスパイの嫌疑を受け憲兵隊に挙げられたのである。
— 金史良 『天馬』 青空文庫
しかるに好事魔多し、『隣人の友』という雑誌を拵えて、時々送ってくれるのを見ると、「大菩薩峠是非」という欄があって、毎号それに賛嘆文を麗々と掲げている。
— 三田村鳶魚 『中里介山の『大菩薩峠』』 青空文庫
作例 · 標準
「好事魔多し」と言うから、契約が取れたと浮かれず最後まで気を抜くなよ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
宝くじに当たった直後に事故に遭うなんて、まさに好事魔多しだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
万事が順調な時ほど、好事魔多しの戒めを忘れないようにしている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview