明か
さやか
形容動詞頻度ランク #40518 · 青空 4143 例
標準
clear
文例 · 用例
その志明かなれば冬の夜を、われは嘆かず、人々の憔燥のみの悲しみや憧れに引廻される女等の鼻唄を、我が瑣細なる罰と感じそが、わが皮膚を刺すにまかす。
— 中原中也 『寒い夜の自我像』 青空文庫
勿論時代といふものは極めて包括的に観る場合にのみその姿を現すがやうなものであるから、現代が芸術のためには明かに不幸な時代であるとしてからが、それは必ずしも芸術家個人々々にまで直ちに不幸な時代といふことを意味しはしまい。
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
然しま、教養の低い所に一段と明瞭に顕れる現象であるといふことは、明かなやうである。
— 中原中也 『西部通信』 青空文庫
日本武尊が古事記中に叫ばれた歌は、明かに一呼吸中に歌はれたものであつて、一呼吸中のものとしては実に絶品であるが、デヴヱロッピングではない。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
折々堪らないやうに双眼の切れ目から輻射状の皺を発したが、それでも更にそれらの喫殻に手を下さうとしないのは、明かに彼自身にも得体の知れぬ悶えが、彼の中を横行してゐたからである。
— 中原中也 『医者と赤ン坊』 青空文庫
その語気には父がもはや昂奮してることが明かに見えてゐた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
――(義理の)祖母の今の言葉はそれを思ひ出して言つたこと明かであつた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
勿論理想としては、その粧ひもあるよりはない方がよいのだが、六ヶ敷いことだ――(生れしながらの睡みに、そなたよ眠りてあれかし――ボドレル)彼の欠点 彼がヒュマニティから出発したことは明かだが、立派なヒュマニティは理論を欲するものであるのか、彼は非常に考へる習慣を持つた。
— 中原中也 『高橋新吉論』 青空文庫
作例 · 標準
雨の後、空は完全に澄み切っていた。
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彼女の説明はとても明かだったので、皆が理解した。
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澄み切った夜には、無数の星を見ることができる。
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