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飲まれる

のまれる
動詞-一段動詞-自動詞
1
標準
to be swallowed up (by)
文例 · 用例
飲む方も催眠剤に珈琲を使用するようでは、全く憂鬱だろうが、そんな風に飲まれる珈琲も恐らく憂鬱であろう。
織田作之助 大阪の憂鬱 青空文庫
定まって晩酌を取るというのでもなく、もとより謹直倹約の主人であり、自分も夫に酒を飲まれるようなことは嫌いなのではあるが、それでも少し飲むと賑やかに機嫌好くなって、罪も無く興じる主人である。
幸田露伴 鵞鳥 青空文庫
麦酒は盛んに飲まれる
森鴎外 金貨 青空文庫
それも役所から帰って、晩の十時か十一時まで飜訳なんぞをせられて、その跡で飲まれる
森鴎外 ヰタ・セクスアリス 青空文庫
『買つて来て上げやしやうか』と一人の船頭が言ふのを、『何に、私が買つて来る、他に用もある』かう言つて断つた爺さんは、途中で船頭に飲まれるのをひそかに恐れて居た。
田山花袋 青空文庫
夕暮、帰庵すると、飲みつゝある樹明を発見する、彼はまことに酒好きだ、少々酒に飲まれる方だが。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
――同一の過失を繰り返すことが情ない、酔はない時はしないこと――したくないことを酔中敢てするから嫌になる、自己統制をを」は底本では「嫌になる、自己統制を」]失ふのである、酒に即して自己を批判すれば、酒を飲んでゐるうちに酒に飲まれるのが悲しいのである。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
あゝ酒のためだ、酒が悪いのではない、私が善くないのだ、酒に飲まれるほど弱い私よ、呪はれてあれ!
種田山頭火 其中日記 青空文庫
作例 · 標準
激しい嵐の中、小さな漁船が容赦ない荒波に飲まれて視界から消えていった。
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上流で決壊した堤防から溢れ出した濁流が、一瞬にして村全体を飲んでしまった。
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彼の輝かしい功績も、時代の大きなうねりに飲まれて、人々の記憶から薄れていく。
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2
標準
to be overwhelmed (by)
作例 · 標準
ベテラン選手の圧倒的な威圧感に飲まれてしまい、序盤からミスを連発した。
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初めての大舞台に立った彼は、会場を埋め尽くした観客の熱気に完全に飲まれていた。
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「落ち着け、相手のペースに飲まれるな!」と監督がベンチから大声で叱咤した。
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飲まれる(のまれる) — 幻辞.com